ビジネス法務所沢のコラム「会社設立 コラム」について

個人事業とは Vol.009

個人事業について

独立や開業を目指す際に、選択肢としてあげられるのが、個人事業主と法人があります。一見社会的には法人の方が印象もよく信用度も高いことから、すぐに法人化を選択する方も少なくありません。

しかし、自身がこれから営もうとする事業内容や形態によっては、個人事業の方がメリットが高い場合があります。

この判断については友人・家族などの経営経験者や税理士や司法書士のアドバイスを受けた上で最適な選択をする事をおすすめします。

個人事業は、法人のような複雑な手続きはなく税務署へ開業届を提出するだけで開業することができます。個人事業は年に一度、1年間の事業を収支を計算の上、所得税額を計算して届を出す確定申告を行う必要があります。

個人事業の確定申告は「青色申告」と「白色申告」に分かれており、自身の業務形態や年間の収支の額などによって選択でき、この判断も有識者のアドバイスによって決めるのが最適です。特に個人事業での「青色申告」は税金控除額が大きく、様々な特典が付与される事から節税メリットが大きくなりますが、複式簿記という複雑な記帳が必要となり、経験のない方にとっては少しハードルが高いかもしれません。一方の白色申告は単式簿記という簡単な記帳で申請可能ですが、控除される特典などはありません。

個人事業のメリット

  • 開業届けを提出するだけで事業が始められる。
  • 年に一度の確定申告のみ
  • 青色申告では様々な節税できる特典がある。
  • 家族を専従専業者として加える事ができる。

個人事業のデメリット

  • 社会的信用度が法人より低い
  • 青色申告では複式簿記が必要
  • 赤字の繰り越しが3年までしかできない
  • 税金面でのメリットが法人よりも低い
  • 従業員の確保が法人より難しい

個人事業に最適なシチュエーション

  • 1人で事業を営む
  • 家族で事業を行う
  • 小規模の飲食店や小売店
  • クリーニングや理容・美容などの生活関連サービス
  • 画家、デザイナーなど芸術に関する事業
  • 記者やカメラマンなどフリーランス
  • 塾や家庭教師などの学習支援業
  • その他