ビジネス法務所沢の会社設立に役立つ「ワンポイントコラム」

会社の事業を停止する場合について Vol.074

会社の事業を停止する場合

会社の事業を停止する場合には、「廃業」の他に「休業」という選択肢があります。
休業した会社はいつでも再開させることが可能ですが、廃業した会社は再開させることはできません。
下記では「廃業」「休業」の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて簡単に説明します。

廃業

「廃業」を選択する場合は、会社の解散登記をして清算手続きを行います。清算手続きが完了すれば、会社は消滅し「廃業」となります。

<メリット>

  • 法人にかかる税金が発生しない
  • 税務申告や変更登記の必要性がない

<デメリット>

  • 経営資源、事業用資産を失う
  • 廃業した会社は再開できない
  • 清算手続きをするための費用がかかる

休業

「休業」を選択する場合は、休業届を提出して受理されれば登記簿上の記録は残したまま、事業活動を停止することになります。「休業」は「休眠」と呼ばれ、休業をした会社は「休眠会社」と呼ばれます。
ただ会社の休眠中も、税務申告や役員変更登記をすることが義務づけられています。会社が12年以上登記手続きを行っていない場合には、解散したものとみなされてしまう可能性があります。

<メリット>

  • 法人税、消費税が発生しない
  • 自治体によっては法人住民税の均等割が免除される
  • 会社の再開時に手間がかからない
  • 解散や清算手続きの費用がかからない

<デメリット>

  • 税務申告を毎年行う必要がある場合がある
  • 定期的に変更登記が必要になる
  • 最終登記から12年が経過すると「みなし解散」として扱われる

まとめ

「廃業」か「休業」かは、メリットとデメリットをよく検討したうえで慎重に選択すると良いでしょう。
次回は、「廃業」「休業」の手続きについて簡単に説明します 。

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