ビジネス法務所沢の会社設立に役立つ「ワンポイントコラム」

固定資産税とは Vol.91

土地や住宅を所有していると毎年固定資産税を支払います。今回は、固定資産税について簡単に説明します。

固定資産税とは

固定資産税とは、固定資産を所有している場合に課税される税金のことで、固定資産を所在する市町村の地方税になります。(東京23区は東京都)
固定資産は、土地や建物などの不動産、事業で使用する設備や機械などの有形償却資産のことで、これらは課税対象となります。
土地と建物などの不動産は、不動産登記をかけるので各市町村で把握できますが、償却資産は納税義務者自身が申告することで各市町村が把握します。

  • 土地 ・・・ 田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、その他の土地
  • 建物 ・・・ 住家、店舗、工場、倉庫、その他の建物
  • 償却資産 ・・・ 構築物、設備、機械、工具、器具、船舶、航空機などの事業用資産で減価償却の対象となる資産(自動車は自動車税の対象となるため、償却資産になりません)

固定資産税の税率

固定資産税の「標準税率」は、土地、建物、償却資産は基本的に1.4%と定められています。
しかし固定資産税は各市町村が課税するため、市町村の財政によって1.4%以上の税率を定めることもあります。

<固定資産税の基本の計算方法>

固定資産税額 = 課税標準額 × 標準税率1.4%

「課税標準額」は、土地、建物、償却資産、それぞれ算出方法が決められています。「課税標準額」を算出すれば、固定資産税額が分かります。

固定資産税の軽減税率や特例

住宅用地の場合は、税負担の軽減を目的として設けられた特例があります。

  • 小規模住宅用地・・・住宅1戸あたり200㎡までの部分に対する課税標準額が1/6に軽減
  • 小規模住宅用地以外の住宅用地・・・住宅一戸あたり200㎡を越え、建物の床面積の10倍までの部分に対する課税標準が1/3に軽減

その他、住宅を新築した場合や長期優良住宅の場合にも固定資産税が1/2に減額されます。
土地の場合は課税標準額が30万円、家屋の場合は20万円に満たない場合は課税されません。

まとめ

今回は、固定資産税について簡単に説明しました。次回は、「土地」「建物」「償却資産」などの固定資産税の算出方法などを簡単に説明します。
固定資産税は、所有する建物や設備に対して課税されるので、収入が減ったり、事業の業績が悪化しても関係なく税金は発生します。
現在、各市町村では新型コロナウイルスの影響により、納税することが困難な人への減額措置に関する質問や相談を受け付けています。各市町村のホームページで確認してみて下さい。

所沢で会社設立後の税金に関するお悩みや相談ならビジネス法務所沢

所沢で会社設立後の税金に関するさまざまなお悩み、ご相談を無料にて受け付けております。お気軽にご連絡ください。