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資金調達と「クラウドファンディング」についてVol.95

資金調達について従来は、前回でも取り上げた金融機関での「借入金」が一般的でした。最近では、資金調達方法として「クラウドファンディング」が挙げられるようになりました。
今回は「クラウドファンディング」について、説明を交えながえら簡単に説明します。

「クラウドファンディング」とは

「クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけて、サービスやプロジェクトのアイデアに賛同した人から資金を調達する方法のことです。賛同した人(支援者)は、プロジェクトの見返りとして商品やサービス、現金配当などを受け取ることができます

  • 投資型・・・支援者が金銭的なリターンである分配金や株を得ることができる
  • 非投資型・・・支援者が金銭以外の物やサービスを受け取ることができる

支援者から資金提供を受け目標の金額を集めてからプロジェクトを実行するため、リスクや負担を少なくする事ができます。そのため、アーティストの支援、社会政治運動、ベンチャー企業、発明品の開発、科学研究など幅広い分野への出資に活用されています。

クラウドファンディングの仕組みと種類

「クラウドファンディング」は「クラウドファンディングサイト」を使用して、ネット上で資金提供を呼びかけます。
「クラウドファンディング」には大きく分けると下記の4種類があります。現在は「購入型クラウドファンディング」が主流のようです。

<寄付型>

多くの人から資金を集め、被災地や発展途上国への募金、個人のプロジェクトへの寄付します。
全額寄付として資金を受け取り、支援者にはリターンはありません。

支援金額に応じ<購入型>

多くの人から資金を集め、て金銭以外のモノやサービスを提供します。「寄付」「融資」「投資」とは違い、商品やサービスなどを事前に購入してもらう形です。
支援者は、金銭以外の商品やサービスを受け取ることができます。

<投資型>

多くの人から資金を集め、集めた資金を未上場の新規企業や成長企業の株式に投資します。支援者は、投資家として事業者を応援します。株式投資と似た性質を持っています。
利益が出たら、支援者は金銭的なリターンである分配金や株を受け取ることができます。

<融資型>

個人ではなく企業が起案者となるのが一般的です。多くの人から資金を集め、集めた資金を企業に融資します。
支援者は、金銭的なリターンである元本と利息を受け取ることができす。

※事業者は「投資型」「融資型」について「貸金業法」や「金融商品取引法」などによる法律規制を受けますが、「寄付型」「購入型」は、法規制のハードルも低いため多くの事業者が参入しています。

クラウドファンディングのメリットとデメリット

<メリット>

  • 金融機関からの出資が難しい事業でも資金調達の可能性がある
  • 現金以外の商品やサービスのリターンを設定できる

<デメリット>

  • 資金が集まらず目標金額に達しない場合もある
  • アイディアが他人に流用される可能性がある

まとめ

一般的な資金調達の「借入金」と違い、「クラウドファンディング」は現金以外の商品やサービスでのリターンも可能です。「借入金」が難しい企業にとっては大きなチャンスとなるでしょう。
現在は多くのクラウドファンディングサイトがあります。「クラウドファンディング」のしくみを把握して、しっかりと理解した上で活用してみてはいかがでしょうか。

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